シャンプー

正しいシャンプーの仕方をご紹介します

シャンプーって何か?

シャンプー語源は?ヒンズー語で『マッサージをして頭皮、毛髪を綺麗に保つ』という意味なので、

シャンプー=洗う事と勘違いしていますが本当はマッサージをするという事が一番大切な事なのです。

シャンプー剤の泡は髪の毛と髪の毛が絡まない用にする為のもので、きめ細かな泡が立つ用に設計されています。

 

シャンプーの手順

1.ブラッシング

2.お湯洗い

3.シャンプー剤

4.マッサージ

5.泡パック

6.手櫛で毛先を洗う

7.お湯洗い

8.仕上げ剤

9.しっかり流す

10.しっかり乾かす

 

正しいシャンプーの仕方

1.まずはお風呂に入る前のブラッシング

 お風呂に入る前にまずブラッシングをしましょう

 ブラッシングをすることによって頭皮の汚れや頭皮の余分な角質が取れやすくなります、また髪の毛は水分

 を含む事によってキューティクルが開き絡みの原因となるのでブラッシングをして髪の毛絡まりを無くし

 てからお風呂に入る事が必要です。

 ブラシは何でも構いませんが静電気がおきない物が必須です。

 勿論、無理にブラシを使う必要はありません、手櫛を使って髪の毛のもつれを取り頭皮を軽くマッサージを

 するのも良い方法です。

 

2.シャンプーの前にしっかりお湯洗いをする

 ブラッシングが終わったらいよいよお風呂に。

 まずはシャンプー剤を付ける前にお湯洗いをしましょう。

 

※・お湯洗いで汚れはほとんど落ちる

 丁寧にお湯洗いをする事によってワックスや整髪料を付けていなければ8割の汚れは落ちます。

 出来れば最低1分ほどしてください、できれば3分ほどするともっと効果的です。

 髪のダメージが気になる方はなるべくぬるま湯で行いましょう。

 お皿を洗う時も同じだと思いますが油汚れは温いお湯よりも熱いお湯ほど油汚れが速く落ちます。

 髪の毛も同じで熱いお湯で洗うと髪の毛の中の油分が溶け出してしまうので注意が必要です。

 もちろん冬場など寒い時期は無理をしてはいけません!できるだけぬるま湯で洗いましょう!

 洗うときに注意しなければいけないのは特に洗いにくい場所(ロングヘアの場合)の首元に気を付けて

 よくお湯洗いをしましょう。

 

3.シャンプー剤を付けて洗う

 いよいよシャンプー剤を付けていきます。

 ポンプ式のシャンプー剤は1プッシュ3ml出るように設計されていますのでボトル式の方はそれぐらいの

 量を取りましょう。

 手に取ったらよく伸ばし髪の毛全体が泡立つようにつけていきましょう。

 しっかりとお湯洗いができていればシャンプー剤はミディアムヘアで1プッシュあれば十分です。

 

※・泡立たなかったら一度流しましょう

 しっかりお湯洗いをしていれば簡単に泡立てる事が出来ますがワックスや汚れの具合で泡立たない事もあります。

 そういった場合は無理にシャンプー剤を継ぎ足さないで一度流してから再度シャンプー剤を使用しましょう。

 追加でシャンプー剤を使用する場合はダメージの原因やコスト的にもあまり良くないので注意してください。

 

4.シャンプー(マッサージ)をする

 しっかり泡立ったらいよいよマッサージに入ります。

 シャンプーで大切なの事は頭皮を動かす事です!

 お湯洗いでほとんどの汚れは落ちているので泡立ててから行うのは主に頭皮のマッサージ。

 自分の気持ちが良いように頭皮全体を洗うようにマッサージしましょう特別なテクニックはしなくても大丈夫です。

 

※・首元が一番洗い辛い(特にロングヘア)

 シャンプーの時に一番上の所がどうしてもマッサージしやすく入念にシャンプーが出来るのですが首元はついつい

 シャンプーしにくく汚れが非常にたまりやすいのです。

 特に髪の毛がロングの方は、首元はしっかり意識して洗うようにしましょう。

 

 そしてシャンプーは決して爪を立ててはいけません。

 シャンプー剤を付けた状態で爪を立てると頭皮に傷が付きシャンプー剤が刺激を与え余計にかゆくなるので必ず指の腹

 を使って自分のペースで洗いましょう。

 

5.シャンプー成分を浸透させる為に泡パックをする

 市販のシャンプー剤でも最近のシャンプーは髪の毛の補修成分をを豊富に配合しているタイプの物もあるのでので

 しっかりと有効成分を髪の毛に浸透させる為に泡パックで少し時間を置きます。

 こうする事によってシャンプー剤に配合された補修成分が髪の毛に浸透してくれます。

 また、シャンプーで泡パックをする事によりシャンプー剤が油を分解してくれるので少しの時間でも泡パックをすると

 髪や頭皮に残っている油を分解してくれます

 

6.ロング~ミディアムの毛先の洗い方は手櫛を通すように洗う

 毛先は泡パックをする事で毛先の汚れはほとんど分解されているのでごしごし洗う必要はありません。

 シャンプー剤を毛先に伸ばすように手櫛を通せばもうOKです。

 ここで注意をして欲しいのは毛先を洗うときは髪と髪を擦るように洗うのはキューティクルのダメージにつながるので

 絶対やらないでください!

 

7.シャンプーの泡をしっかり流します

 シャンプー剤が頭皮に残っているとかゆくなったり異臭の原因になるのでしっかりとシャンプー剤を流しましょう。

 もし髪の毛が絡まり流しにくい場合はトリートメントやコンディショナーを付けてから流した方が楽なので無理に

 

8.シャンプーの後の仕上げ剤

 シャンプー剤を流したらトリートメントかリンス、またはコンディショナーを使用しましょう。

 リンス、コンディショナー、トリートメントはそれぞれ効果が異なりますので自分の髪の毛の状態に応じて

 使用しましょう。

 リンスは髪の毛の表面をコーティングしてくれ静電気を防止してくれるのでカラーリングをしていない方は

 リンスで十分です。

 コンディショナーは髪の毛をコーティングしながら補修成分を補給してくれるので少し痛みが気になっている

 方はコンディショナーを。

 トリートメントは髪の毛にしっかりと補修成分を与える物なので痛みがひどい方はこちらを使用しましょう。

 

9.仕上げ剤はどれだけ流しても同じ

 リンスの場合は時間を置かなくても大丈夫です。コンディショナーやトリートメントは少し時間を置いた方が有効的です。

 そして使用したら必ずしっかりと流してください、流しすぎるぐらいが十分です!

 基本的にリンス、コンディショナー、トリートメントは、イオン吸着するようにできているので30分以上流しても成分

 は毛髪に吸着しています。

 ※厳密には落ちますがそれぐらい強力です。

 

10.最後に水分を取る

 しっかり汚れが落ちたら水分を取って完成です。

 水分はしっかり手で髪から水を追い出すようにしましょう、間違っても絞ったりしないように!

 また、タオルで水分を取る時注意してほしいのは髪の毛をこすらない事!

 髪を擦るように水分を取ってしまうと髪の毛のキューティクルが剥げてしまうので注意が必要です、

 パンパンとたたくように

 水分を追い出して完成です

 髪の毛は濡れているとキューティクルが開いていて痛みやすい状態になっています。お寝み前には

 洗い流さないトリートメントを使用してドライヤーでしっかり乾かしましょう。 

 

                                                                                                                                                                                                                    ヘアケアに戻る