ヘアカラーの色持ちを悪くする原因
せっかく綺麗に染めたのに、ヘアカラーの色持ちが悪くすぐに退色してしまうと悩んでいるアナタに!
特に何かをしたわけでもないのに退色が早いと悩んでいるアナタに!
ヘアカラーを長持ちさせる方法をご紹介します。
◎洗浄力の強いシャンプーを使っている?
頭皮の汚れを取り除くために、洗浄力の強いシャンプーを使っているという人も多いと思います。
しかし、洗浄力が強いものを使うと髪に刺激を与え、髪の表面のキューティクルが痛みやすくなります。
キューティクルが痛んだり開いたりすると、髪の内部の保湿成分や脂質と共にカラー剤も落ちやすくなってしまいます。
◎紫外線による髪の毛の日焼け?
髪の毛は、カラーリングをしなくても紫外線を浴びすぎると髪の色素が落ちてくることがあります。
カラーリングをしていれば、髪の色素と共にカラー剤(特に寒色系のヘアカラー)も落ちてしまいます。
また、紫外線を浴びることで髪や頭皮が乾燥状態になり、髪にダメージを与えます。
ダメージのある髪はキューティクルが剥がれたりしているため、色落ちもしやすくなってしまいます。
◎ドライヤーの使い過ぎ?
髪を乾かすのに必要なのが、ドライヤーです。
髪のキューティクルを傷まないようにするためには、ドライヤーを使って髪を乾かすことは大事です。
しかし、髪がカラカラ(オーバードライ)になるまでドライヤーを使って乾かしていると、
髪にかなりの熱が当たるため髪が異常に乾燥してしまいます。
それでは、キューティクルが痛んでしまい退色の原因になってしまいます。
◎整髪料の使い過ぎ?
整髪料(特にワックス類)を使うことで、その整髪料の油性分がカラーリングを落としてしまうことが稀にあります。
また、多くが整髪料を落とすために洗浄力の高いシャンプーを使うことで、退色しやすくなります。
≪自宅ケアでヘアカラーを長持ちさせる方法≫
ヘアカラーもちょっとしたことに気を付けるだけで、いつもより退色を遅らせることができます。
綺麗なカラーリングした髪を保つためには、色落ちしないよう予防することが大事です。
※ヘアカラーをした当日はシャンプーを我慢する
ヘアカラーをした直後は、カラーが髪の内部でしっかり定着していません。
そのため、
すぐに髪を洗ってしまうと、カラーが髪に定着する前に洗い流してしまうことになります。
ヘアカラーをした当日もしくは24時間はシャンプーをせず、
色を定着させるのがヘアカラーを長持ちさせるポイントになります。
美容院でヘアカラーをした時は、当日はシャンプーをしなくてもいいようにしっかりとシャンプーしてくれます。
※カラーリング専用シャンプーに切り替える
ヘアカラー後、市販されている普通のシャンプーを使っても構いませんが、
普通のシャンプーはヘアカラー毛には洗浄力が強く、退色しやすくなります。
ベストな方法は、美容室などで販売されているカラーリング専用シャンプーを使うことです。
カラーリング専用のシャンプーは色を長持ちさせるだけではなく、ヘアカラー毛を補修してくれる効果もあります。
※ぬるま湯で泡シャンプーをする
ヘアカラーは熱に弱いため、熱いお湯で洗うと退色しやすくなります。
また、あまり熱いお湯でシャンプーすると髪と頭皮に負担を掛けます。
日頃から、38度ぐらいのぬるま湯で洗う習慣をつけておくと、頭皮や髪へのリスクも抑えることができます。
また、ヘアカラーが髪に定着する1週間程度は、髪の洗い方に最も注意が必要です。
※ドライヤーやアイロンを使いすぎない
髪を乾かすのにドライヤーは必要ですが、当てすぎないことが大事です。
ドライヤーの熱を長時間髪に当てない為には、乾かし方にも工夫が必要です。
タオルで髪を軽く叩きながら水分を極力取り除く、髪の根元にドライヤーの風が当たるように乾かしていく、
根元から手を入れてキューティクルを閉じるように毛先に向かってハンドドライをしていく。
そして毛先は最後に乾かす
髪の根元から乾かしていくと、毛先も自然と乾いていくため、ドライヤーの熱をあまり当てずに済みます。
また、ドライヤーだけではなくスタイリングする時にアイロンを使う人は注意が必要です。
アイロンを使う時、温度設定ができるものがほとんどですが早くカールを付けたいと200℃以上の温度でスタイリングをしている人がいます。
これは、髪にかなりのダメージを与え、退色の原因に繋がります。
カールなどは160℃程度でも付くので、なるべく高い温度は使わないようにしましょう。
※髪をしっかりと保湿する
ヘアカラーをすると、キューティクルを1度開いているため傷みやすくなります。
髪が傷んでしまうと退色の原因になってしまうため、しっかりとケアしてあげる必要があります。
ヘアカラーをしてから1週間は特にカラー専用のトリートメントを使ってください。
また、洗い流さないトリートメントなどをしてあげると、もっと退色を抑えることができます。
※紫外線対策をしっかりとする
紫外線は、髪へダメージを与えます。
そのため、
帽子
日傘
などを使って髪を紫外線から守りましょう。
また、髪に使える日焼け止めなどもあるので、そういうものを使えば簡単に紫外線対策をすることもできます。
≪もっと本格的に色落ちを予防する美容師さんがおススメする美容室でしかできない方法があります。≫
※サロントリートメントをする
美容室で、傷んだ髪のキューティクルを元に戻してくれるトリートメントというのがあります。
ヘアカラーの退色の原因の中に、キューティクルの剥がれや開きもあるので、
それをヘアカラーの後にしてもらうと退色を抑えることができます。
最近は、カラーリングの後にこのサロントリートメントをしてくれる美容室もありますが、
別に設定しているところもあります。
美容師さんに相談をしてヘアカラーの退色が抑えられるようサロントリートメントをしてもらいましょう。